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2.学習塾とは

学習塾は恐らく殆どの皆さんが通ったことがあると思います。現在寧ろ学習塾に通っていない、通ったことの無い子供のほうが少ないのではないでしょうか。受験戦争が激しくなると共に、社会における学習塾の需要が増していきました。学習塾に通う生徒の数は増え続け、言い換えれば日本の教育体系において、学習塾の担う役割は無視できない程の大きなものになりました。私が学生だった頃も学習塾の存在は大きく、学習塾に通っていないと学校の勉強についていけない、みんなに取り残されるという不安が常にどこか充満していたような気がします。現在は日本の教育現場と教育産業を支える大きな柱の一つとなっていると言える学習塾とは、一体どのようなものなのでしょうか。ここでは日本の学習塾について紹介をしていきます。
学習塾は簡単には塾とも呼ばれています。この学習塾には中学生を対象にしたもの、高校生を対象にしたもの、そして小学生を対象にしたものとがあります。で、ほとんどの学習塾は国語、算数/数学、理科、社会、英語からなる主要教科の学習に特化しています。
生徒たちが夜或いは週末に通う学習塾と、昼間に通う学校とには大きな違いがあります。学校は主要科目を学習することのみならず、総合的な人間形成を目指しています。道徳科やクラス活動、クラブ活動があるのがその例です。修学旅行などの課外活動があって、掃除などの奉仕活動もあります。その一方、学習塾にはそうした活動が無く、学習塾は主要科目に関しての弱点補強や高度な学習などに力を入れています。また受験を意識した、より応用的、実践的学習を行っていることが多いのも学習塾の特徴です。学校での授業では基礎からみっちり学習する形式が多いのですが、学習塾はいわば学校での学習内容を補完する役割を担っていると言ってもいいでしょう。もっとも学校では生徒の間で学習レベルの差が非常に大きいのに対し、学習塾では生徒のレベルの差がある程度まとまっているため、一つの教室でそうした高度で実践的な学習が可能だと言えます。また保護者の要望に応えるべく、学校での学習内容の補充といった通常の学習よりも、寧ろ中学入試、高校入試での合格を主な目的とし、それに向けて特別な指導を行っている大手進学塾も多く存在し、互いにその合格実績、合格者数を競っています。生徒の合格実績が高ければ、学生募集の際には当然それが「売り」となり、宣伝ポイントとなります。学習塾は一般に教室で教師が生徒に講義を行う形で主要科目に関する教授を行います。ですが、ごく一部には理科実験等、生徒に実技的なものを学ばせ、従来の学習塾とは一風変わった指導方式で注目度をあげる塾も存在します。ちなみに学習塾の数でいえば、個人塾と呼ばれる個人経営の学習塾が圧倒的に多いと言われ、それぞれ個性的な指導で実績を上げているところも多く存在します。

また多くの塾はこれも保護者や受験生の要望に応えるべく模擬試験を実施しており、個人の学力レベルをある程度正確に知ることもできます。大手の学習塾なら過去のデータを基に入学試験の予想問題を作成して実施したり、各生徒の志望校の合格可能性を判断したりするサービスを行っており、そうしたサービスとノウハウが受験生や保護者から信頼され喜ばれています。こうしたサービスは、普通の公立学校ではその教育の中でなかなか実施できないものです。ちなみにこの模擬試験に関しては大手の塾では塾生が多いため塾内模試を、中小の塾では教材会社が主催する模試や学習塾団体が設立運営する模試を、個人の場合は大手塾の模試へ参加することもでき、それぞれ生徒の学力レベルを判断することができます。こうした模擬試験の作成と実施、それに結果診断は、現在の受験には既に欠かせない一部となっており、また所謂受験産業の提供するサービスの重要な一部分ともなってます。